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薪ストーブは煙突が必要 煙突無しの薪ストーブ&暖炉みたいな暖房器具

薪ストーブみたいな暖房器具

室内で薪ストーブを使うには煙突の設置が必要ですね。薪ストーブの設置にはトータルで80万円~160万円程します。

↓こちらが薪ストーブです。薪ストーブ内部でピザを焼いています。

薪ストーブでピザ料理

薪を燃料としたエコな暖房器具で、遠赤外線でとにかく暖かいのが特徴です。

今回は薪ストーブは高くて買えないけれど、薪ストーブのような暖房器具が欲しい方に向けて記事を書きました。

✔記事の内容

・なぜ薪ストーブには煙突が必要なのか解説

・薪ストーブ&暖炉みたいな暖房器具(電気ストーブ・ガスストーブ・バイオエタノール暖炉)の紹介

・各ストーブのメリット・デメリット

なぜ薪ストーブには煙突が必要なの?

薪ストーブは名前の通り薪を燃料とします。薪は燃えると煙が出るので、煙を排気する為に煙突が必要です。

薪ストーブ設置工事煙突

煙突が無いと部屋の中が煙だらけになってしまいます。

そして、薪ストーブが正しく燃焼する為にも煙突は必要です。

薪が正常に燃焼させるにはドラフトの力を利用します。煙突が正しく設置されていることでドラフトが発生します。

薪ストーブの煙排気

近年の薪ストーブは、できるだけ綺麗な煙が排出されるような構造で作られています。

煙突を正しく設置し、正しく燃焼されることで綺麗な煙が排出され、薪ストーブが正常に機能します。

↓薪ストーブを使用している最中の様子ですが、よーく見ると透明で綺麗な煙が出ています。

薪ストーブの断熱二重煙突

煙突を正しく設置し、正しく燃焼されることで綺麗な煙が排出され、薪ストーブが正常に機能します。

煙突が不要な薪ストーブみたいな暖房器具

薪ストーブや暖炉のような煙突が不要な暖房器具を紹介します。

煙突不要の薪ストーブや暖炉みたいな暖房器具はこのような物が存在します。

・薪ストーブデザインの電気ストーブ ・暖炉デザインのガスストーブ・バイオエタノール暖炉

それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。

薪ストーブデザインの電気ストーブ

薪ストーブのデザインをしていますが、電気ストーブです。

実際に火は出ていないのでお子さんがいても安心です。

薪ストーブデザインの電気ストーブの特徴は価格の安さです。

薪ストーブは導入するのに80万円~160万円程します。本体や工事代以外にも薪燃料代やメンテナンス費がかかります。

筆者:カズ
筆者:カズ

薪ストーブデザインの電気ストーブは6,000円~50,000円ぐらいで購入できます。

通常の電気ストーブと暖かさは変わらないので、部屋全体を暖める事は厳しいのがデメリットです。

足元を少しだけ暖めるのに適しています。

こちらは薪ストーブ大手ブランドのバーモントキャスティングスが作った電気ストーブです。

バーモントキャスティングスの電気ストーブ

電源をオンにすると火が付いたような演出になります。

薪ストーブのような電気ストーブ

実際はライトなので、火の暖かさはありません。

薪ストーブはアナログな暖房器具なので停電時でも薪燃料があれば使用できますが、電気ストーブは停電時には使用できません。

サイドはこのようなデザインです。

薪ストーブみたいなヒーター

薪ストーブと違ってボタン一つで電源を入れることができ、温風調整が可能です。

電気式薪ストーブ

温風は本体の下側から出てきます。

薪ストーブ型電気ストーブ
薪ストーブデザインの電気ストーブまとめ
メリット
・コンセントを差して電源を入れるだけで使用できる。
・価格帯は6,000円~50,000円ぐらいで薪ストーブと比べてかなり安い。
・インテリアとしてオシャレに飾る事ができる。
デメリット
・通常の電気ストーブと暖かさは変わらないので、部屋全体を暖めるには向いていない。
・電気を使用するので停電時には使用できない。

暖炉のようなガスストーブ

ガスストーブは名前の通りガスを使用した暖房器具です。まずは一般的なガスストーブを紹介します。

こちらは暖炉デザインでは無い一般的なガスストーブです。↓

ガスストーブとは

こちらのガスストーブはボタンで様々な操作ができます。

ガスストーブとは

カセットガスを付けて使用する物やガス栓に繋げて使用する物があります。

ガス栓と接続した状態です。電源はコンセントも使用します。↓

ガスストーブのデメリット

電池で動くタイプとコンセントに電源を差して使うタイプがあります。

カセットガスで電池も不要なタイプです↓

筆者:カズ
筆者:カズ

電気ストーブは広範囲を暖める事は難しいですが、ガスストーブは電気ストーブと比べると暖かいです。

デメリットはガスを使用するので契約しているガス会社によっては光熱費が高くなります。

ガスが燃えるので酸素が必要で、定期的な換気もしなくてはいけません。

ガスを使用するので安全面には注意して使用しましょう。

こちらが暖炉のようなガスストーブです。↓

暖炉型ガスストーブ

薪が入っています。薪自体は燃えないようになっています。

暖炉デザインのガスストーブ

燃焼の排気をする為に、排気口の工事は必要です。こちらのパイプを壁に接続して家の外に排気させます。

ガスストーブの排気
暖炉デザインのガスストーブまとめ
メリット
・電気ストーブよりは暖かい。
・ボタン操作で調整できる機種もある。
デメリット
・暖炉型のガスストーブは排気口の工事が必要。
・電気より光熱費が高くなる場合がある。
・ガスを使用するので安全面に注意が必要。

バイオエタノール暖炉

バイオエタノール暖炉はその名の通りバイオエタノールを燃料とした暖炉です。

バイオエタノール暖炉の最大のメリットは、大掛かりな工事が不要で本物の炎を楽しむことができる事です。

ゆらゆらと揺れる炎には、「1/fゆらぎ」という癒しの効果がございます。

エタノール暖炉のメリット

家の中で炎を見て癒されたい方は、薪ストーブかバイオエタノール暖炉がオススメです。

筆者:カズ
筆者:カズ

バイオエタノールが燃える時には二酸化炭素と水分だけが発生します。一酸化炭素や煙が出ないので室内で使うのに安心です。

炎が付いているので周りに可燃物を置かないようにしましょう。

こちらは私が所有している小さいタイプのバイオエタノール暖炉です。↓

エタノール暖炉のデメリット

私が購入した時は、77,000円(税込)でした。

本体を置いて燃料を入れるだけで簡単に使用できます。

デメリットは暖房器具としての暖かさはほぼ感じません。私の持っているバイオエタノール暖炉は電気ストーブより暖かくないです。

部屋全体は暖かくならないので薪ストーブオフシーズンに室内で炎を楽しむのに良いですね。

室内で炎を見て楽しむインテリアとしての商品だと思って購入した方がいいと思います。

バイオエタノールの燃料代も電気やガスと比べると高いので、炎を見たい時だけ私は使用します。

バイオエタノール暖炉のまとめ
メリット
・室内で実際の炎を見て楽しむことができる。
・大掛かりな工事は不要で簡単に設置ができる。
・バイオエタノール燃料は燃焼時に一酸化炭素などの有害な物が発生しない。
デメリット
・暖かくないので暖房器具としての利用は難しい。
・バイオエタノール燃料の値段は高い。
・実際に火を付けるので取り扱いに注意

薪ストーブ&暖炉みたいな暖房器具のまとめ

煙突が不要な薪ストーブ&暖炉のような暖房器具について参考になりましたでしょうか?

薪ストーブは導入するのに80万円~160万円、それに加えてメンテナンス費がかかります。

薪ストーブのタイル炉台

薪ストーブは買えないけれども、インテリアとして薪ストーブや暖炉デザインの暖房器具が欲しい方は上記で解説したようなストーブがオススメです。

それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分の希望に合ったストーブを探してみましょう。