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薪ストーブの錆びの防ぎ方・落とし方は? 手入れ方法を伝授

錆びの落とし方は?

薪ストーブが錆びて劣化しないか心配…

薪ストーブは鉄製なので、錆びは生じてしまいます。

錆を放置しているとパーツが取り外せなくなったり、本体の劣化が進んでしまいます。

できるだけ錆びないように注意し、錆びてしまったらメンテナンスをして使用しましょう。

今回も薪ストーブ博物館(フィンランドの森)さんにご協力していただきました。

✔記事の内容
・薪ストーブが錆びてしまう時
・錆びの防ぎ方・落とし方
・錆が気になる方へオススメの薪ストーブ

薪ストーブが錆びる時

薪ストーブに水分をこぼしてしまうと錆びてしまいます。
天板の上に加湿の為のポットを置いておきました。

薪ストーブの錆び

↓このように錆びてしまいました。

薪ストーブの錆び

水をこぼしたら乾いた布で拭きましょう。

薪ストーブの天板に鍋を置いて料理をする時は、特に注意が必要です。

薪ストーブの錆び

こちらは料理を頻繁にこぼして錆びてしまった様子です。

料理に含まれる塩分が錆の発生を促進させてしまいます。

薪ストーブの上のポットがすぐ沸騰してしまう時、水の吹きこぼれを防ぐにはこちらが便利です。
↓トリベット(鍋敷き)と言います。

薪ストーブのトリベット

これを敷いて弱火でポットを温めることができます。急な沸騰を防ぐことができます。

薪ストーブの鍋敷き

↓こちらのトリベットは私も薪ストーブで使用しています。

天板にどうしても錆びを付けたくない場合は、ポットや鍋の使用を控えましょう。

薪ストーブの錆びを完璧に防ぐことは難しいです。薪ストーブ本体とポット等が擦れると僅かに塗装が剥がれて、そこから錆びが生じてしまいます。

錆びの防ぎ方

オリーブオイル等の植物性無塩油を薪ストーブ本体に塗ると錆びにくくなります。

オイルを塗る際は、薪ストーブがまだ熱をも持っている時に、布を使って薄く塗り込みます。
※薪ストーブが熱過ぎる時はNGです。人肌ぐらいの温度です。

オフシーズンで湿気の多い時は錆びやすいので、手入れをしてあげましょう。

錆びの落とし方

錆びの落とし方を説明します。
※こちらの方法はホーローの薪ストーブには行わないでください。

↓このようなホーローの薪ストーブで紹介する錆び落としをすると、塗装が剥げてボロボロになってしまいます。

おすすめ薪ストーブ

↓ホーローではないこのような薪ストーブで行ってください。

エフェル ハーモニーアルファ
準備物
金ブラシ(ワイヤーブラシ)、乾いた布、耐熱スプレー

薪ストーブの錆びた部分を金ブラシで擦ります。

金ブラシで薪ストーブの錆落とし

↓細かい部分はこのようなワイヤーブラシが便利です。

金ブラシで擦ったら乾いた布で拭きます。

耐熱スプレーは薪ストーブによって各メーカー種類がございます。
ご使用している薪ストーブに合った耐熱スプレーを使用しましょう。


ブラックスプレー(ダッチウエスト社製ストーブ用) 耐熱スプレー 耐熱温度600度 クラシックブラック用 TP86

耐熱スプレーを吹きかけて乾かしたら完了です。

錆が気になる方へオススメの薪ストーブ

ホーローの薪ストーブ

ホーローの薪ストーブはコーティングされているので本体が錆びにくいです。

↓こちらの薪ストーブはアンヴィクタ社の「モデナ」という機種です。

ホーローの薪ストーブ

黄色でオシャレですね。洋風なデザインの建物に似合いそうです。

↓こちらはバーモントキャスティングスの「アンコール」という薪ストーブです。

ホーローの薪ストーブ・アンコール

薪ストーブの定番品ですね。ホーローで高級感があります。

薪ストーブのご相談は…

薪ストーブを安全に、長期的に楽しむには、定期的にメンテナンスをしていきましょう。

煙突掃除はご自身でもできますが、薪ストーブ博物館では煙突掃除の際にストーブ本体の点検もしますので、プロに頼むと安心です。

薪ストーブの設置や使用で不安な事がある時は薪ストーブ専門店に相談しましょう。