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ペレットストーブのメンテナンスは何をするの? 【点検箇所・方法・費用】

メンテナンス方法・費用

ペレットストーブはメンテナンスが不可欠です。メンテナンスを怠るとうまく動作しなくなってしまいます。

ペレットストーブのメンテナンスって何をすればいいの?

薪ストーブもペレットストーブもメンテナンスをしながら使用していく暖房器具になります。ペレットストーブはどんなメンテナンスが必要かご存知でしょうか?

機種によってメンテナンス方法は少し異なりますが、大まかにどんな事をしなければいけないか参考になれば幸いです。

ペレットストーブはどんなメンテナンスが必要か解説します。

ペレットストーブのメンテナンス

ペレットストーブのメンテナンスは大きく分けると「煙突掃除」と「本体内部の掃除」です。

必要に応じて「パーツ交換」を行います。

ペレットストーブのメンテナンス箇所
・煙突掃除(最低でも1年に1回以上)
・ペレットストーブ本体内部の掃除
・消耗や故障したパーツの交換

ペレットストーブの煙突掃除

どんなペレットストーブでも煙突掃除は不可欠です。最低でも1年に1回は煙突掃除を行いましょう。

このようなブラシをロッド(棒)に付けて煙突掃除を行います。

煙突が詰まっていると、正しく動作しないだけではなく、最悪の場合は煙道火災を起こしてしまう可能性があります。

ペレットストーブに火が付かない不具合の一番の原因は「煙突掃除をしていない事」です。

ペレットストーブの煙突掃除は自分でもできますが、注意が必要です。

ペレットストーブの煙突掃除注意点
・内部の構造を知らないとセンサーを壊してしまう場合がある。(電源を使用するタイプの場合)
・ペレットストーブの知識が無い掃除業者に頼んで電子部品を壊してしまう場合がある。

ペレットストーブはご自身でも煙突掃除をする事はできますが、電気で動くペレットストーブの場合は注意が必要です。

内部の構造が分からず、煙突掃除の際にセンサーを壊してしまう場合があるからです。

ペレットストーブの煙突掃除はペレットストーブ専門店に依頼しましょう。

安いからという理由でペレットストーブの知識が無い掃除業者に煙突掃除を依頼し、ペレットストーブ内部のパーツを掃除業者が壊してしまった事が多々あります。

こちらはペレットストーブに無知な掃除業者が煙突掃除をした後の写真です。

ペレットストーブの煙突掃除

掃除業者はファンの周りの汚れを掃除せず、ファンが動かなくなってしまいました。

専門店であればペレットストーブ内部もきちんと掃除をします。

ペレットストーブ専門店が正しい方法で掃除をして、ファンが正常に動作しました。

ペレットストーブ内部の掃除

こんなに綺麗になりました。
こちらはハーマンのペレットストーブ内部の写真です。こんなにも配線がたくさんあります。

ペレットストーブ動かない

ペレットストーブに無知な業者が掃除をして、ペレットストーブを壊してしまう事はよくあります。

安いからといって専門店以外に掃除を頼むと高上りになる事が多いです。注意しましょう。

専門店でのペレットストーブの煙突掃除費用は22,000円~40,000円ぐらいが相場です。
※専門店や機種・設置状況・本体の状態等によって大きく変化します。

ペレットストーブ煙突掃除をしている方の動画をYouTubeで見つけました。
動画の機種は、さいかい産業のペレットストーブですね。2:35ぐらいから煙突掃除をしている様子を見ることができます。

ペレットストーブ内部の掃除

煙突掃除は1年に最低でも1回ぐらいの頻度ですが、ペレットストーブ内部の掃除は日々のメンテナンスになります。

ペレットストーブの内部の掃除箇所
・ポットの灰掃除 ・灰受けの灰処理 ・ガラス掃除

ポットの掃除

薪ストーブは灰を2~3cm溜めますが、ペレットストーブの場合はポットに灰が溜まっているとうまく動作しません。
こちらはハーマンの「P43」のポットに灰が溜まっている様子です。

ペレットストーブのポット掃除

ハーマンのペレットストーブはスクリュー式でペレット燃料が押し出されてくるので、ポットに灰が溜まっていると燃料が上手く供給されません。

ペレットストーブのポット掃除

専用の棒で灰を灰受けに落としていきます。
こちらはハーマンではないペレットストーブのポットです。ほとんどのペレットストーブのポットはこのような作りになっていると思います。

ペレットストーブのポット掃除

このポットに灰が溜まっていたら掃除します。

灰受けの灰処理

ペレットストーブを使用していると灰受けに灰が溜まっていきます。

ペレットストーブの灰処理

この灰が溜まり過ぎるとうまく機能しなくなってしまいます。

灰の処分方法は薪ストーブと一緒です。

灰が熱を持っているうちは捨てることができないので、灰入れバケツがあると便利です。

灰の処分について詳しくはこちらで解説しています。↓

ポットや灰受け以外の所にある灰の汚れは、灰専用掃除機で吸うと楽に掃除できます。

ペレットストーブの灰掃除

灰専用掃除機を使用する際も灰が熱を持っている時は危険です。確実に灰が冷めてから行いましょう。

ガラス掃除

ガラスが汚れていると炎を見る楽しみが半減してしまいます。
こちらの写真ではガラスがだいぶ汚れていますね。汚れが気になったら掃除しましょう。

ペレットストーブのガラス掃除

ガラス掃除には薪ストーブ用のガラスクリーナーを使用します。

布を濡らして絞り、ガラスクリーナーを布に取ります。

ペレットストーブガラスクリーナー

本体の鉄の部分が濡れた布に触れると錆びてしまうので、本体を濡らさないよう注意しましょう。
汚れている部分にジェルを付けて拭いていきます。

ペレットストーブのガラス汚れ

汚れが落ちない時は、少し多めにジェルを付けます。

ペレットストーブのメンテナンス

ピッカピカに綺麗になりました。このガラスクリーナーには汚れが付きにくくなる成分が含まれています。

ペレットストーブのガラス磨き

消耗や故障したパーツの交換

内部のパーツは消耗や故障をしたら交換しましょう。

薪ストーブと比べたらペレットストーブはパーツの消耗スピード・交換頻度は低いです。

ガラス周りの白いロープは「ガスケット」と呼ばれる物です。

ペレットストーブのガスケット

ペレットストーブの気密性を保持するパーツです。薪ストーブと比べるとそれ程劣化しませんが、消耗品ですので正しく機能しなくなったら交換しましょう。

ガスケットの種類にもよりますが、ガスケット代は1000円から4000円くらいです。

ガスケットをくっつけるのに使うガスケットボンドはこちらです。

こちらはペレットストーブの「モーター」です。

ペレットストーブの不具合

動かなくなってしまったので、外して新品と交換しました。

頻繁に壊れる物ではありませんが、電気製品ですのでパーツの不具合は長年使用していると出てしまう事があります。

モーター代20,000円~40,000円ぐらい、工賃22,000円~40,000円ぐらいの費用がかかります。
※専門店や機種・設置状況・本体の状態等によって大きく変化します。

ペレットストーブのメンテナンスまとめ

ペレットストーブのメンテナンスはどんな事をしなければいけないのか参考になりましたでしょうか?

「煙突掃除」、「本体内部の掃除」、「パーツ交換」を定期的に行って、大切に使用していきましょう。

ペレットストーブの使用で何か問題があった際は、購入店に相談しましょう。

こちらのお店では、ペレットストーブの販売をしています。ペレットストーブに興味がある方はぜひ見学に行ってみてください。

こちらのページではハーマンのペレットストーブについて解説しています。