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薪ストーブの必需品「温度計」を解説 置く位置等の使い方を伝授

温度計の使い方

薪ストーブの温度なんて気にせず使っていたけど…

薪ストーブの使用では「温度管理」が重要です。

温度管理を怠ると、薪ストーブ本体を壊してしまう可能性もございます。

今回は薪ストーブの「温度管理」について解説します。

薪ストーブの温度管理には薪ストーブ用の「温度計」を使用します。

薪ストーブの正しい使い方を身に付けて、安全に薪ストーブを楽しみましょう。

✔記事の内容
・薪ストーブの温度管理の重要性
・薪ストーブ用温度計の使い方
・放射温度計の使い方

薪ストーブの温度管理

以前、薪ストーブのNGな使い方について書きました。↓

こちらで述べたように、薪ストーブの温度管理は非常に重要です。

過度に温度が上がり過ぎると薪ストーブが壊れてしまいます。

薪ストーブの温度が上がり過ぎると
・内部パーツが変形してしまう。
・本体が割れてしまう。
・煙道火災に繋がる可能性もある。

薪ストーブ本体が壊れてしまうと修理が大変高額になります。新しく買い替えた方が安い場合もあります。

過度に温度が上がると壊れてしまうので、薪ストーブの温度管理は重要です。

薪ストーブはストーブトップが200度~300度ぐらいが適温と言われています。(機種によって異なります)

薪ストーブの温度を把握する為に薪ストーブ用の「温度計」を使用します。

薪ストーブ用温度計について

こちらが薪ストーブ用の温度計です。

薪ストーブの温度計

薪ストーブの温度計は急にメーターは上がりません。

ゆっくりと上がっていきます。

「OPTIMAL」と書かれている白い部分にメーターが差したら薪ストーブは最適な温度です。

「OPTIMAL」 は日本語で「最適」という意味です。

温度計を使うことで「低音燃焼」の確認もできます。

二次燃焼方式の薪ストーブの場合、温度計が200度以上で二次燃焼を行います。

200度以下で燃焼していると、暖房効果も低くなり、煤などの汚れも発生しやすくなります。

薪ストーブの温度を把握することで、壊してしまう事や低音燃焼を防ぐことができます。

温度計のNGな使い方

温度計のNGな使い方について説明します。

温度計のNGな使い方
・メーターを指で動かす。
・測定可能温度を超える。
・設置位置が正しくない。

メーターを指で動かすと温度計が壊れてしまいます。

測定可能な温度を超えると温度計が壊れてしまいます。(ストーブ本体も壊れてしまいます。)

設置位置を間違えると正しく測定ができません。温度計を置く位置については下記で説明します。

温度計の置き方

薪ストーブの機種によって温度計を置く場所は異なります。

置き方を間違えると正確に温度は測れません。

まずは排気温度と天板の温度がほぼ同じな機種の温度計の置き方をお伝えします。

ご使用している薪ストーブの 排気温度と天板の温度がほぼ同じかどうか分からない場合は、購入店に聞いてみましょう。

排気温度と天板の温度がほぼ同じな機種

薪ストーブの温度計

天板の上の煙突付近に置きます

こちらの温度計はマグネット式で薪ストーブにくっつきます。

排気温度と天板の温度が異なる機種

次に排気温度と天板の温度が異なる機種の温度計の置き方をお伝えします。

排気温度と天板の温度が異なる機種
・対流式のストーブ
・アンヴィクタのブラッドフォー、モデナ等
・メトスのドブレ等
・炉と天板の間に排気以外の物が通っているストーブ
・その他
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排気温度と天板の温度が異なる機種の場合、温度計は煙突に取り付けます。

煙突はステンレス製が多いのでマグネット式の温度計は使えない場合があります。

こちらはハーマンの温度計です。

煙突の薪ストーブ寄りの所に取り付けます。

温度計の使い方

煙突に穴を開け、棒状の部分を差し込みます。

薪ストーブの温度計位置

穴の大きさはビスを差す大きさです。

煙突に穴を開けたくない方は放射温度計をオススメします。↓

放射温度計

薪ストーブ用の温度計は、大まかな温度を知る為に使用します。

薪ストーブの正確な温度を知りたい時は、放射温度計を使用します。

薪ストーブの放射温度計

放射温度計は煙突の薪ストーブの付け根の部分で測ります。

こちらは「136度」と表示されているのでもっと温度を上げると良いですね。

ちなみにこちらの薪ストーブ、アンヴィクタ社の「オーレス」は対流式で天板が熱くならないタイプです。
※天板は100度ぐらいには熱くなります。

↓こちらの放射温度計 は-60度から550度まで測定可能です。

薪ストーブの温度計は最低でも500度まで測れる物が良いです。300度まで測れる温度計では安全かどうかの正確な測定はできません

薪ストーブの使用に不安な時は…

薪ストーブの使用や設置で不安な時は専門店に相談をオススメします。

間違った使用方法で本体を壊してしまったり、火災になってしまったら大変です。

安全を確保する為にも、薪ストーブの相談はプロにしてみましょう。