皆さんは薪ストーブにするかペレットストーブにするかで迷われた事はございますか?
今回は、薪とペレットの両方が使えるストーブをご紹介します。
こちらの記事を書くにあたり、薪ストーブ博物館(フィンランドの森)さんにご協力していただきました。
今回紹介するストーブは「ミックス(MIX)」という名前のストーブです。
薪・ペレットの両方を使うことができます。
「ミックス(MIX)」は、「アンヴィクタ」というフランスのメーカーが製造しています。
アンヴィクタ社の「ミックス」の紹介をします。
・薪・ペレット兼用ストーブ「ミックス」の紹介
(ペレットストーブ・薪ストーブの性能・設置方法等)
アンヴィクタとは
アンヴィクタはフランスのシャンパーニュ地方にある薪ストーブメーカーです。
アンヴィクタ社についてはこちらで解説しています。↓
薪・ペレット兼用ストーブ「ミックス」
こちらが薪とペレットの両方が使えるストーブ「ミックス(MIX)」です。
【サイズ】
幅805mm、奥行き410mm、高さ980mm、重さ252kg
【価格】
オープン価格
価格は販売店にご相談ください。
ペレットストーブとして
こちらのペレットストーブ部分はサブ暖房として使うのに適しています。
天板の右側はペレット燃料を入れるタンクになっています。
タンクには11キロまでペレット燃料を入れる事ができ、12時間燃焼します。
↓こちらはミックスの火室の写真です。丸い所からペレット燃料が排出されます。
電源を入れると自動的にペレット燃料が落ちてきます。
↑写真に見える底の小さい丸い穴は給気部分です。
ペレットストーブの着火は手動です。
確実にペレット燃料に着火させる為、着火時には着火剤の使用をオススメします。
ペレット部分は燃焼スペースが小さいので、火力はそれ程強くないです。
ペレットストーブの機能はサブとして使うのに優れています。
ペレットストーブは自動で燃料を補給してくれるので寝ている時の暖房に良いですね!
ペレットストーブは電気を使用しますが、モーターが回っているだけなので電気代はほとんどかかりません。
電気ストーブの電気代が高いのは、熱を電気で起こしているからです。
ミックスは手動で着火させるので、電気代はかなり安いです。
薪ストーブとして
ミックスは、薪ストーブとして使用するのがメインになります。
薪を燃料として使うとペレットと比べて温かさが段違いです。
3次燃焼でクリーンな燃焼方式になっています。
窓ガラスが大きく炎を楽しむことができますね。
最大薪長さは35cmなので、長い薪は入りません。
↓灰は写真下部の灰受け皿に溜まります。
ペレットストーブのデメリットは電気を使う事です。
その為停電時にはペレットストーブは使用できません。
しかし、こちらのストーブは薪ストーブとペレットストーブの機能両方があるので、停電時には薪ストーブとして使う事ができます!
薪を使う時に電源を入れなければ電気代はかかりません。
メインの暖房は薪ストーブであったかですね。
薪ストーブの具体的な使い方についてはこちら
煙突の取り付け
ミックスの使用には煙突の取り付けが必要です。
設置工事は販売店の薪ストーブ博物館(フィンランドの森)で対応してくれます。
薪ストーブの設置工事について知識を付けておくと薪ストーブを使用する際にも役立ちます。
設置工事に関する記事はこちら↓
薪ストーブの煙突設置は屋根出しがいいの?壁出しがいいの?
薪ストーブのシングル煙突・断熱二重煙突の違いは?種類を間違えると火事になるかも…
外気導入取り付け可能
ミックスのストーブは外気導入を取り付けることもできます。
高気密住宅で薪ストーブやペレットストーブを使うには外気導入が必要です。
↓外気導入について
薪ストーブの外気導入について解説・高気密住宅に設置できるの?
外気導入は別途オプションになります。
↓こちらはミックスの側面と背面の図面です。
背面の右下に外気導入を取り付ける部分があります。
メンテナンス
薪ストーブ・ペレットストーブは定期的なメンテナンスが不可欠です。
どの機種を使っていても定期的なメンテナンスはやらなければいけません。
特に煙突掃除は怠ると煙道火災を引き起こす可能性もあるので重要です。
薪ストーブ・ペレットストーブの購入後はメンテナンスをしないといけないと覚えておきましょう。
薪ストーブ・ペレットストーブのご相談は
薪ストーブ・ペレットストーブは購入前に専門店に相談することをオススメします。
建物や要望によって必要なストーブの機種は変わってきます。
建物やストーブに求める物は人それぞれ違うので、ライフスタイルに合ったストーブを導入できるよう相談してみましょう。