ハーマンはアメリカの薪ストーブブランドです。最大17時間の燃焼を可能にした機能が特徴です。
今回は、ハーマンの薪ストーブを紹介します。
・ハーマンの薪ストーブの特徴
・ハーマン「オークウッド」、「オークリーフ」の紹介
・ハーマンの薪ストーブがオススメな方
ハーマンの薪ストーブの特徴
ハーマンは1979年に創業されたアメリカの薪ストーブです。
ハーマンには「オークウッド」と「オークリーフ」という機種があり、2台の共通する特徴を挙げてみます。
残念ながら「オークウッド」は2020年4月7日現在では日本国内での取り扱いが中止されています。
・最大17時間の燃焼時間
・天板で料理やポットや鍋等を置いて加湿ができる。
・オプションで外気導入の取り付けが可能
・天板の扉から薪の投入ができる。
「ファイアドームテクノロジー」という独自の機能でハーマンの薪ストーブは最大17時間も燃焼させることができます。
※燃焼時間は薪の状態や空気調整、建物の構造等によって変化します。
燃焼時間が長いと薪を追加する回数が減るので楽になります。
ハーマンの薪ストーブはオプションで外気導入の取り付けが可能です。
気密性の高い新築の建物でも外気導入を利用することで薪ストーブが上手く機能してくれます。
「オークウッド」の薪ストーブ紹介
最初にハーマンの「オークウッド」という薪ストーブを紹介します。
サイズ:横幅768mm×奥行761mm×高さ724mm
最大薪長さ:53cm、重量213kg
オークリーフと比べると横幅が10cmぐらい大きくなっています。
日本では廃盤になっているのでオークウッドを手に入れるにはアメリカに住むか中古で出てくるのを待つかになります。
こちらの動画の7:02からオークウッドの使い方やクッキンググリルを使った様子が紹介されています。
オークウッドは輻射式の機種で輻射熱で部屋を暖めます。
最大暖房面積は約202畳もあります。
※暖房面積は薪の状態や空気調整、建物の構造等によって変化します。
広い部屋を暖めたくて強い火力を求める方にはおすすめの機種です。
オークリーフはオプションでウォーミングシェルフの取り付けができました。
現在は本体が廃盤なのでウォーミングシェルフの入手も難しいです。
火力を上げて料理をする時は天板の上に鍋やフライパンを乗せ、料理を保温する時はウォーミングシェルフの上に鍋やフライパンを置きます。
天板に鍋やフライパンを載せていると天板の扉を開けるのに邪魔なので、ウォーミングシェルフがあると便利です。※もちろん正面の扉からも薪を入れることはできます。
火室にクッキングスタンドを置いたら薪ストーブの中にダッチオーブンを入れて料理もできます。
料理の様子はこちら↓
・本体の大きさがオークウッドの方が大きい。
・オークリーフより火力が強く、炉に入る最大薪長さも長い。
・ウォーミングシェルフの取り付けができる。
・本体のデザインが異なる。
「オークリーフ」の薪ストーブ紹介
現在ハーマンの薪ストーブは「オークリーフ」のみ日本で販売されています。
サイズ:横幅667mm×奥行701mm×高さ692mm
最大薪長さ:45cm、重量186kg
オークリーフはオークウッドよりもコンパクトなサイズです。
コンパクトながらも最大暖房面積は約146畳と日本の住宅には十分な火力があります。
※暖房面積は薪の状態や空気調整、建物の構造等によって変化します。
オークリーフは輻射熱と対流熱の両方を放出する輻射・対流式の薪ストーブです。
対流熱も放出できるので、薪ストーブ周辺だけでなく部屋全体を暖めてくれます。
こちらはオークリーフの一次燃焼用の空気調整レバーです。
一次燃焼・二次燃焼についての解説はこちら↓
丸で囲んでいる部分が「バイパスダンパー」と言われるレバーです。
このダンパーと薪の燃焼を調整する事で最大17時間の燃焼をさせる事ができます。
二次燃焼でゆっくりと薪が燃えてくれるので薪の消費量も抑えられますね。
本体の側面だけでなく火室にもリーフの模様があります。
ハーマンの薪ストーブまとめ
現在日本で販売されているハーマンの薪ストーブは「オークリーフ」のみです。
・長い燃料時間で薪の消費量を抑えたい方
・外気導入が取り付けできる薪ストーブが欲しい方
・天板や火室・クッキンググリルで料理を楽しみたい方
・輻射熱と対流熱の両方で薪ストーブの周辺から部屋全体を暖めたい方
上記のような条件の薪ストーブをお探しでしたらハーマンのオークリーフがピッタリです。
ハーマンは薪ストーブだけではなくペレットストーブも性能が素晴らしくて人気です。
どんな機種の薪ストーブを買えば失敗しないかについてはこちらで解説しています。↓
薪ストーブは設置する場合や用途等で必要な機種は変わります。
薪ストーブで迷っていることがあれば専門店に相談してみましょう。
こちらの本ではいろんな機種の薪ストーブが紹介されています。