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ボラヤンの薪ストーブをレビュー&使い方紹介 【ドイツ産】

ボラヤンの紹介

今回はドイツ産の薪ストーブ「ボラヤン」を紹介します。

2020年3月21日現在では、日本で取り扱いしていない希少な薪ストーブです。

✔記事の内容
・ボラヤンの薪ストーブの特徴を解説
・「CLASSICⅠ」と「STONE CLASSICⅠ」を紹介

ボラヤンの薪ストーブとは

ボラヤンはエネルゲテック社の薪ストーブです。カナダで誕生し、ドイツで改良が重ねられて完成しました。

ボラヤンの薪ストーブ

他の薪ストーブメーカーには無い独特な形で見た目にインパクトがありますね。

「ボラヤン」薪ストーブの特徴
・針葉樹も燃料として使うことができる。
・冷気を取り込み暖気を放出する素早い熱循環。
・パーツが少なくメンテナンスが簡単で丈夫。
・モダンで個性的なデザインの形。

下記で「ボラヤン」の特徴を詳しく解説します。

針葉樹も使用可能

薪ストーブは機種によっては針葉樹の仕様が禁止されている物もございます。

しかし、ボラヤンの薪ストーブは針葉樹を燃しても大丈夫な作りになっています。

間伐材や廃材等、針葉樹の処分をしたい方は燃料として使うことができます。

薪ストーブで針葉樹の使用

※針葉樹の使用がOKでも温度管理は注意が必要です。薪ストーブの温度管理方法

燃料としてして使えない木はどんな状態の物か把握してから使用しましょう。最悪の場合は薪ストーブ本体を壊してしまう場合がございます。

針葉樹の使用で注意が必要な理由

薪ストーブで使用してNGな燃料

素早い熱循環

ボラヤンの薪ストーブは熱を放出するパイプが付いています。

こちらは薪ストーブ本体下部の吸気口部分です。↓

ボラヤンの薪ストーブ暖気

ここから部屋の冷たい空気が入って行きます。
こちらは本体上部で熱を放出する部分です。↓

ボラヤンの薪ストーブ熱放出

下部の吸気口から入った冷たい空気が薪ストーブの燃焼で暖められ、パイプの上部から暖かい空気が出てきます。

ボラヤンは、いわゆる対流式の薪ストーブです。部屋全体をじっくりと暖めてくれます。

対流式の薪ストーブとは

メンテナンスが簡単で丈夫

ボラヤンの薪ストーブ内部はパーツが最小限に抑えられています。

針葉樹も燃せるぐらい丈夫な作りで、メンテナンスがしやすい薪ストーブです。
こちらは「STONE CLASSICⅠ」の炉内の写真です。

パイプは独特ですが、内部はシンプルな構造になっています。

モダンで個性的なデザイン

ボラヤンの薪ストーブは他のメーカーに無い独特なデザインです。

「CLASSICⅠ」と「STONE CLASSICⅠ」の2つの機種を紹介します。

CLASSICⅠの薪ストーブ

こちらは「CLASSICⅠ」というデザインの薪ストーブです。ボラヤンの薪ストーブの中では小柄なタイプです。

ボラヤンの薪ストーブclassicⅠ

扉を開けると薪を入れる部分は円形になっています。

ドイツ産薪ストーブ

25畳ぐらいの部屋を暖める暖房能力を持っています。

※暖房能力は建物の構造や薪の状態等によって変化します。

本体の周りにはヒートガードが付いています。

薪ストーブのヒートガード

ヒートガードで、ほんの一瞬触るぐらいなら火傷がしにくいようになっています。
こちらは炉内の写真です。最大薪長さはおおよそ35cmです。

ボラヤンの薪ストーブ炉

空気が流れるパイプの上で薪が燃焼するので、空気が暖かくなる仕組みです。

STONE CLASSICⅠの薪ストーブ

こちらは「STONE CLASSICⅠ」というデザインの薪ストーブです。
ワインの樽のようなデザインですね。レストラン等でおしゃれに設置できそうです。

ボラヤンの薪ストーブ

薪を入れる扉の部分です。本体の周りに最大薪長さはおおよそ45cmです。

ガラスの下に空気調整レバーがあります。蓋のようになっていて、炉に入る空気の量を調整します。

薪ストーブの空気調整

水平にレバーを調整すると一次燃焼用の空気が多く入って火力が強くなります。

一次燃焼用の空気とは

本体のトップにはパイプがあり、本体下部から流れてきた空気が暖められてこの穴から出てきます。

対流式の薪ストーブ

部屋全体を対流熱でじっくりと暖めていきます。

ボラヤンの薪ストーブまとめ

ボラヤンの薪ストーブいかがだったでしょうか?

円形でパイプが出ているシェイプが独特でカッコイイですね。

残念ながら現在日本ではボラヤンの輸入は行われていません。

薪ストーブの機種をいろいろ知りたい方にはこのような本が便利です。

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